業務用エアコンの修理と買い替え

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業務用エアコンの修理と買い替え

業務用エアコンを一定期間使っていると必ず何かしらトラブルに見舞われる機会があります。
「エアコンの効きが悪くなった」「音が異常にうるさくなった」「水が漏れてきた」「電源が入らない」などいろいろなことが想定できますので、このようなトラブルが起こったら何かしら対処しなければなりません。
そこでまず思い浮かぶのが修理に出すか買い替えるか、という2択です。
実際にどちらか決断しなければならない状況になるのは間違いありませんので、ここでは修理か買い替えどちらが良いのか判断するポイントをお伝えしていきたいと思います。

はじめに購入してから保証期間内であればその保証を利用して修理できますから、購入した販売店やメーカーに直接問い合わせるといいでしょう。
基本的に保証期間は購入から1年以内となっているので、この期間内であれば適用されます。

次に購入から7年以内の場合、修理か買い替えかで少し悩むところで、これはどの程度修理が必要な状態かにもよりますから、一度点検してもらうことをおすすめします。
場合によっては買い替えのほうがお得になることもありますから、まずは専門家にチェックしてもらいましょう。

最後に10年以上経過している場合は一般的に買い替えたほうがお得になるケースがほとんどで、これは修理しても部品がなかったりすることも少なくないからです。
基本的に電化製品の寿命は5年から7年程度と言われていますから、このタイミングであれば十分にもとを取ったと言えます。
異常が修理か買い替えかを選択する基準になりますが、これはあくまでも基準ですから状況によって変わることもあります。

業務用エアコンの温度・除湿・室外機スペースの疑問を解決

業務用エアコンの温度はどうすればいいの?
業務用エアコンを運転している時に、ちょっと気になるのが設定温度についてです。皆さんの店舗やオフィスでは設定温度を何度にしているでしょうか?一般的には、夏の場合の設定温度は28℃。冬の場合には20℃という風に言われています。しかし、その日によって気温も異なりますし、とくに最近の夏場は猛暑が多く、28℃では暑すぎるという場合もあります。設定温度は推奨されている温度を何が何でも守るというのではなく、状況に応じて変えるようにするのが一番よいでしょう。設定温度はリモコンから簡単に変更することが出来ますので、自動などにして運転しておくようにするのもおすすめですよ。体調を崩さないような温度設定が大切です。

業務用エアコンの除湿はとても有効
業務用エアコンの機能には、冷房、暖房の他にも除湿などの機能がついています。除湿機能をあまり使ったことがないという人もいるかもしれませんが、これはとても大切な機能です。夏は湿度が高いとじめじめとするので、どうしても室温が高く感じられてしまいます。そのため、業務用エアコンの除湿機能を使って、湿度を下げるようにすることで自分の感じる体感温度を下げることが出来ます。こうすることで、電気代の節約にもつながります。今までは、おそらくほとんどの人が冷房と暖房しか使っていなかったでしょうが、ぜひ夏場などにはこの除湿機能も使ってみるとよいでしょう。とても有効な機能ですので、おすすめです。

業務用エアコンの室外機のスペースについて
業務用エアコンを設置する際に、多くの場合室内機をどこに設置するかについて迷う人が多いでしょう。たしかに、どこに設置するかはとても重要です。しかし、それと同じくらい大切になるのが、室外機の設置場所、スペースについてです。どこでもよいのではないか?と考えている人もいるかもしれませんが、直射日光のあたる場所や、周りに色々な物が置いてあるような場所に置くと、上手く熱交換をすることが出来ずに、非常に効率が悪くなることや業務用エアコンの寿命を縮めてしまうという可能性もあるのです。

置くスペースはしっかりと確保して、出来る限り効率的に熱交換を行うことが出来るように風通しをよくしておきましょう。物などを置いてふさがないようにすることが重要です。