業務用エアコンの取り付け場所

HOME » 業務用エアコンの選び方 » 業務用エアコンの取り付け場所

業務用エアコンの取り付け場所

業務用エアコンは多くの場所で使われていますが、取り付けする場所によって選び方が変わってきます。
したがって取り付け場所に合った業務用エアコンを選ぶのが大きなポイントになりますので、専門家からアドバイスをもらいながら決断してください。
そこで今回は取り付け場所に応じて選ぶときの基準を大まかにではありますが紹介していきます。

まずオフィス・事務所・学校・学習塾・病院・医院といったドアの開閉が少ない場所の場合、21ー31m2(6ー9坪)の広さであれば1.5馬力程度、24ー35m2(7ー12坪)の広さなら1.8馬力程度、また118ー174m2(36ー53坪)と大きな規模になると8馬力程度は必要になります。
また26ー39m2(8ー12坪)以内の場所に設置する場合、床置き形のものはあまりおすすめできません。

次に・商店・店舗・倉庫・作業場・スーパー・デパートなど、厨房設備はないが比較的人の出入りがある場所の場合、16ー23m2(5ー7坪)程度であれば1.5馬力、22ー32m2(7ー10坪)程度であれば2.3馬力、87ー129m2(26ー39坪)程度であれば8馬力くらい必要になります。

最後に・理容店・美容室・喫茶店・スナック・クリーニング店など人の出入りや簡単な厨房設備、熱源がある場所だと12ー16m2(3ー5坪)程度で1.5馬力、24ー31m2(7ー9坪)程度で3馬力、69ー87m2(20ー26坪) 程度で8馬力は必要になります。
このように取り付け場所に応じて基準が異なりますから、この点をしっかり把握しておきましょう。

業務用エアコンの温度・除湿・室外機スペースの疑問を解決

業務用エアコンの温度はどうすればいいの?
業務用エアコンを運転している時に、ちょっと気になるのが設定温度についてです。皆さんの店舗やオフィスでは設定温度を何度にしているでしょうか?一般的には、夏の場合の設定温度は28℃。冬の場合には20℃という風に言われています。しかし、その日によって気温も異なりますし、とくに最近の夏場は猛暑が多く、28℃では暑すぎるという場合もあります。設定温度は推奨されている温度を何が何でも守るというのではなく、状況に応じて変えるようにするのが一番よいでしょう。設定温度はリモコンから簡単に変更することが出来ますので、自動などにして運転しておくようにするのもおすすめですよ。体調を崩さないような温度設定が大切です。

業務用エアコンの除湿はとても有効
業務用エアコンの機能には、冷房、暖房の他にも除湿などの機能がついています。除湿機能をあまり使ったことがないという人もいるかもしれませんが、これはとても大切な機能です。夏は湿度が高いとじめじめとするので、どうしても室温が高く感じられてしまいます。そのため、業務用エアコンの除湿機能を使って、湿度を下げるようにすることで自分の感じる体感温度を下げることが出来ます。こうすることで、電気代の節約にもつながります。今までは、おそらくほとんどの人が冷房と暖房しか使っていなかったでしょうが、ぜひ夏場などにはこの除湿機能も使ってみるとよいでしょう。とても有効な機能ですので、おすすめです。

業務用エアコンの室外機のスペースについて
業務用エアコンを設置する際に、多くの場合室内機をどこに設置するかについて迷う人が多いでしょう。たしかに、どこに設置するかはとても重要です。しかし、それと同じくらい大切になるのが、室外機の設置場所、スペースについてです。どこでもよいのではないか?と考えている人もいるかもしれませんが、直射日光のあたる場所や、周りに色々な物が置いてあるような場所に置くと、上手く熱交換をすることが出来ずに、非常に効率が悪くなることや業務用エアコンの寿命を縮めてしまうという可能性もあるのです。

置くスペースはしっかりと確保して、出来る限り効率的に熱交換を行うことが出来るように風通しをよくしておきましょう。物などを置いてふさがないようにすることが重要です。