業務用エアコンの販売業者の「激安」には、注意が必要!

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業務用エアコンの販売業者の「激安」には、注意が必要!

業務用エアコンの販売業者を選ぶ際の注意点についてですが、販売業者のサイトなどでは、「激安販売」などの文言が飛び交っています。

購入する側とすれば、業務用エアコンを安く購入することができるというのは、とてもありがたいものですが、注意しなければならないこともたくさんあります。



それは、「激安」という文字に踊らされないようにすることです。
販売業者は、大量に仕入れる、メーカーから直接仕入れることで、無駄なコストを抑えることができるので、たしかに安く販売することは理論上可能です。

しかし、それでは、その販売業者に利益がほとんど残らないということになります。
では、どうやってその販売業者は利益を確保するのでしょうか?

それが、「取り付け工事費用」なのです。
業務用エアコンは、家電などのように購入したらすぐに使えるというものではありません。
技術力のある業者に設置工事をしてもらわないといけません。

この設置工事については、販売業者に一緒に頼むというのがほとんどです。
そのため、激安販売を売りにしている業者の多くはこの設置工事で利益を確保しています。

具体的にどういうことなのか説明します。
依頼者から、取り付け工事費用を受け取りますが、実際の設置工事は自分たちでやるのではなく、下請け業者などに安い金額でやらせるというものです。

極端に言えばこのような感じです。
依頼者から取り付け工事費用として20万円を受け取ります。
それを下請け業者に10万円でやらせます。
すると、これだけで10万円の利益を確保することができるのです。

たくさん売って、工事は下請けに安くやらせる、たくさんの下請け業者にやらせればそれだけ多くの利益が得られるというものです。

下請け業者には、もちろん素晴らしい技術を持っている人もたくさんいますが、安く使われることになるので、技術力の高い業者が少ないのが現実です。

そのため、施工ミスなどが起こる確率が高くなってしまいます。

このような業者にあたらないようにするためには、どうすればよいのか?
それは、設置工事を下請け業者にやらせるのではなく、自社施工を行っている業者を選ぶようにすることです。

自社施工とは、自分たちで取り付け工事を行う業者のことをいいます。
販売から設置までをすべて自社で一貫して行っているところから業務用エアコンを購入するのがよいでしょう。

激安販売という言葉に惑わされずに、本当に信頼できるのかを確認する必要がありますよ。

業務用エアコンの温度・除湿・室外機スペースの疑問を解決

業務用エアコンの温度はどうすればいいの?
業務用エアコンを運転している時に、ちょっと気になるのが設定温度についてです。皆さんの店舗やオフィスでは設定温度を何度にしているでしょうか?一般的には、夏の場合の設定温度は28℃。冬の場合には20℃という風に言われています。しかし、その日によって気温も異なりますし、とくに最近の夏場は猛暑が多く、28℃では暑すぎるという場合もあります。設定温度は推奨されている温度を何が何でも守るというのではなく、状況に応じて変えるようにするのが一番よいでしょう。設定温度はリモコンから簡単に変更することが出来ますので、自動などにして運転しておくようにするのもおすすめですよ。体調を崩さないような温度設定が大切です。

業務用エアコンの除湿はとても有効
業務用エアコンの機能には、冷房、暖房の他にも除湿などの機能がついています。除湿機能をあまり使ったことがないという人もいるかもしれませんが、これはとても大切な機能です。夏は湿度が高いとじめじめとするので、どうしても室温が高く感じられてしまいます。そのため、業務用エアコンの除湿機能を使って、湿度を下げるようにすることで自分の感じる体感温度を下げることが出来ます。こうすることで、電気代の節約にもつながります。今までは、おそらくほとんどの人が冷房と暖房しか使っていなかったでしょうが、ぜひ夏場などにはこの除湿機能も使ってみるとよいでしょう。とても有効な機能ですので、おすすめです。

業務用エアコンの室外機のスペースについて
業務用エアコンを設置する際に、多くの場合室内機をどこに設置するかについて迷う人が多いでしょう。たしかに、どこに設置するかはとても重要です。しかし、それと同じくらい大切になるのが、室外機の設置場所、スペースについてです。どこでもよいのではないか?と考えている人もいるかもしれませんが、直射日光のあたる場所や、周りに色々な物が置いてあるような場所に置くと、上手く熱交換をすることが出来ずに、非常に効率が悪くなることや業務用エアコンの寿命を縮めてしまうという可能性もあるのです。

置くスペースはしっかりと確保して、出来る限り効率的に熱交換を行うことが出来るように風通しをよくしておきましょう。物などを置いてふさがないようにすることが重要です。