業務用エアコンのリースはメリットだけなの?注意しておくべきことはある?
業務用エアコンを導入する方法には、いくつかの方法があります。
自分で購入する方法、リースで導入する方法、レンタルする方法、中古の業務用エアコンを購入する方法などが挙げられます。
その中でも、人気なのが業務用エアコンをリースで導入するという方法です。
リース会社による審査はあるものの、審査に通れば利用することができますし、初期費用がかからないということで人気があります。
また、複雑な税金の計算や申告、納付などをやってくれるので、自分で購入する場合と比較すると管理がとても楽になります。
このようにみてみると、業務用エアコンをリースで導入すると多くのメリットがありますし、素晴らしいもののように思えます。
ですが、業務用エアコンのリースは、本当にメリットだけなのでしょうか?
業務用エアコンのリースを利用する際には、メリット以外にも目を向けてみる必要があります。
リース契約をする際に注意しておくべきことについて解説します。
まず、必ず注意しておくべきことは、購入する場合と比較すると総額ではリースの方が多くのお金を支払うことになるということです。
これは契約年数、契約金額、料率などによっても異なりますが、購入する場合とリースの場合では、10~20万円以上の差がでるということもあります。
リースの方が総額では多くの費用を支払うことになるという点には、注意をしなければなりません。
それから、絶対に覚えておくべきポイントは、「自己都合による中途解約はできない!」ということです。
業務用エアコンのリースでは、月々の負担を軽減できる!わずかな支払いで済む!というのをメリットに挙げています。
たしかに、これは大きなメリットですし、実際に契約金額や契約年数にもよりますが、月々の支払いは1万円前後と大きな負担にはなりません。
ですが、リース契約は、1度契約すると自己都合によって中途解約することはできないのです。
つまり、7年間のリース契約を結ぶと、84ヵ月(7年間)の間、リース代をリース会社に収めなければならないということになるのです。
途中で、もしもリース代が支払えなくなってしまうと、残りのリース代を一括で請求されてしまいますし、契約時に設置されている連帯保証人にも迷惑がかかる恐れがあります。
リースはとても便利なものですが、注意しておくべきポイントもしっかりと知っておかなければなりません。
業務用エアコンのリースを利用する際のポイントや注意点については、新空調にご相談ください。
業務用エアコンの注意点や利用方法など、業務用エアコンに関することならどんなことでもお任せください。
業務用エアコンの温度・除湿・室外機スペースの疑問を解決
業務用エアコンの温度はどうすればいいの?
業務用エアコンを運転している時に、ちょっと気になるのが設定温度についてです。皆さんの店舗やオフィスでは設定温度を何度にしているでしょうか?一般的には、夏の場合の設定温度は28℃。冬の場合には20℃という風に言われています。しかし、その日によって気温も異なりますし、とくに最近の夏場は猛暑が多く、28℃では暑すぎるという場合もあります。設定温度は推奨されている温度を何が何でも守るというのではなく、状況に応じて変えるようにするのが一番よいでしょう。設定温度はリモコンから簡単に変更することが出来ますので、自動などにして運転しておくようにするのもおすすめですよ。体調を崩さないような温度設定が大切です。
業務用エアコンの除湿はとても有効
業務用エアコンの機能には、冷房、暖房の他にも除湿などの機能がついています。除湿機能をあまり使ったことがないという人もいるかもしれませんが、これはとても大切な機能です。夏は湿度が高いとじめじめとするので、どうしても室温が高く感じられてしまいます。そのため、業務用エアコンの除湿機能を使って、湿度を下げるようにすることで自分の感じる体感温度を下げることが出来ます。こうすることで、電気代の節約にもつながります。今までは、おそらくほとんどの人が冷房と暖房しか使っていなかったでしょうが、ぜひ夏場などにはこの除湿機能も使ってみるとよいでしょう。とても有効な機能ですので、おすすめです。
業務用エアコンの室外機のスペースについて
業務用エアコンを設置する際に、多くの場合室内機をどこに設置するかについて迷う人が多いでしょう。たしかに、どこに設置するかはとても重要です。しかし、それと同じくらい大切になるのが、室外機の設置場所、スペースについてです。どこでもよいのではないか?と考えている人もいるかもしれませんが、直射日光のあたる場所や、周りに色々な物が置いてあるような場所に置くと、上手く熱交換をすることが出来ずに、非常に効率が悪くなることや業務用エアコンの寿命を縮めてしまうという可能性もあるのです。
置くスペースはしっかりと確保して、出来る限り効率的に熱交換を行うことが出来るように風通しをよくしておきましょう。物などを置いてふさがないようにすることが重要です。